君の未来に幸あれ。

―1年に一度の魔法、特別な日―
 
ついに増田さんが30歳になるんだなあ。信じられない、ってことはなくて。むしろしっくりくるなあなんて思うんです。
 
私には、増田さんの印象が変わった日があります。
それは、青春のうらを見た日のことです。あの日、増田さんの音楽に向き合う姿勢を見てようやく気づいたこと、それは彼らはアイドル"を仕事にしている"という事実でした。
アイドルのうらを見るのは初めてだった、つまり手越さんのうらを見るのも初めてだったのです。それでも増田さんに衝撃を受けたのは彼が『NEWSのまっすー』だけを見せてきたから。それ以外の理由はないのでしょう。アレンジ、曲順、衣装決め、演出。数々のことを真剣に考えるアイドルは私が知っていたつもりで見えていなかったものでした。
 
私は増田さんがまっすーを作り上げている瞬間が好きで、尊敬しています。あの時の衝撃が尊敬に形を変えるのにそう時間はかかりませんでした。
 
去年の12月、彼はこんなことを言いました。
「俺のジャニーズまっすーを好きでいてくれた人がもしかしたら引く可能性あるね」
年始に放送されたサバイバルについてです。何回かこのような言葉を口にしていたと思います。増田さんはファンがどう思うかをとても気にしていました。アイドルまっすーらしからぬ自分を見せることを不安に思っていました。
ファンは、少なくとも私はそこまで重く捉えていませんでした。増田さんが挑戦しようと決めたことが嬉しかったし、「ヒゲ生えるんじゃんやっぱり!笑」とかそんな感じです。実際サバイバルを終えた増田さんのイメージが悪い方向に変わってしまった、なんてことはありませんでした。
 
先日のテレ東音楽祭ではただただ驚きました。増田さんはファンサをあまりしないと思っていたので耐性もなく、それもロックオン型だったため本当に驚きました。何が起きたか飲み込むのに2時間ほどかかりました。私はそれでスッキリしたのですが、そうはいかない人もいました。そういう人も勿論いますし、全員が完全に吹っ切れるわけではないこともわかっています。
 
だから、年末のラジオで増田さんが漏らした不安が少しわかった気がしました。変わることはリスクを伴うのです。
 
それでも変わらなきゃいけない時は誰にだって訪れる。手越さんも小山さんも加藤さんも自分を変えて今、増田さんにその順番が回ってきたのかなと感じています。
 
30歳になって増田さんはきっと何かを変える。本人が言っているように"男"を見せてくるのかもしれないし、そうではないかもしれない。その変化についていきたいと思うのはきっと私だけではないはず。
 
だから増田さんには自分の好きな道、信じた道を切り開いてほしい。でもこんなことを私がここで言わなくても増田さんは実行してくれる気がするんです。そんなこれからの増田さんが楽しみで、追いかけられることが言葉にできないほど嬉しいです。
 
増田さん、お誕生日おめでとうございます。これからのご活躍を心から願っています。